日本人だけではなく、外国人の間でも柔道整復師の評判が高まっています。長年培われた伝統の技術をもとに、手業を主体とした施術を行うため、体にも優しいのが特徴です。こうした技能は世界的にも珍しく、かつ、どの国でも活用できるものといえます。しかしながら、柔道整復師は現在のところ、国内に限定した資格という一面も見逃せません。しかし外国人にも広く知ってもらえるよう、様々な取り組みが行われています。
そのうちの1つとして、日本柔道整復師会監修のもと、英語版の外国人向けガイドブックが作成されました。これは、日本語を話せない人でもコミュニケーションをスムーズにするためのものです。この本には、英語と日本語が同時収録されていますので、指をさすだけで会話が可能になります。平易なカタカナ表記もされていますので、簡単な英会話でやり取りできるのもポイントです。さらに、平成14年には世界保健機構が、柔道整復師の技術を正式に認可するなど、その知名度は上昇しています。外国人はオーガニック志向が強く、それだけに薬を用いない施術も受け入れやすいものです。柔道整復師として活躍するためには、世界的な視野を持つことも、これからは非常に大切といえます。